マツダ プレマシー(現行型)【概要&変遷編】 : 07/01
カテゴリー: マツダの人気中古車バイヤーズガイド
流麗なフォルムに高い運動性能とユーティリティ性を秘めたミニバン
MECHANISMメカニズム
3種類のエンジンと2種類のトランスミッションが存在
全幅の関係で3ナンバーとなるが、ラインナップの中心は2Lエンジン。そのエンジンには、一般的なポート噴射式と、2006年1月の一部改良で追加されたガソリン直噴のDISIという2種類がある。前者はFFと4WDの両方、後者はFFのみの設定だったが、現在ではFF系は全グレードがDISIに統一。また最上級グレードの23Sには、ハイオク仕様の2.3Lエンジンが設定されていたが、こちらも廃止されている。トランスミッションはデビュー時は全車4AT。DISI導入に合わせて5ATが投入されたが、4WDは現在も4ATのままだ。2.3L車は2006年9月から5ATに変更された。プラットフォームは初代アクセラと共通で、サスペンションはフロントにストラット、リアにマルチリンク式を採用している。EXTERIOR & INTERIOR内外装
流麗な外観デザインと、オリジナリティあふれる内装
豊かな抑揚をもつ流線型のボディは、躍動感満点。2Lクラスとして、いち早く5ナンバーサイズを踏み越えたことのなせる技だが、ドアミラーの幅は一般的な5ナンバー車と同等か、むしろ狭く抑えられている。後席両側にスライドドアを採用するため、ワイドボディでも駐車場所を選ばない。インパネは黒とメタル調のモノトーンでまとめられ、デザインも直線基調のクールな印象。シフトレバーは操作性とウォークスルーを両立する位置にある。内装の自慢は、2列目席に装備された「カラクリ7thシート」。通常は独立2座のキャプテンシートとして使え、左側席下に格納されたクッションを引き出すと、3人掛けのベンチシートに変身するものだ。3列目の居住性は、大人でも「送迎専用+α」程度の実力をもつ。DRIVING IMPRESSIONドライブフィール
マツダのDNAを感じさせる、ミニバンらしからぬ運動性能
ミニバンとしてはドライビングポジションが低めで、よじ登り感のない自然な乗降性。運転席は高さの調整が、またステアリングは上下に加え、前後位置の調整もできる。ほどよく締まった乗り心地が生み出すダイナミック性能は、ミニバンであることを忘れてしまうほど。姿勢変化は許すがロードホールディングは良く、限界も穏やかに訪れるため、安心して振り回すことができる。一方で、フル乗車してリアサスが沈み込むと、3列目の乗り心地がやや硬く感じられる。2Lのポート噴射エンジンは低速トルクが豊かで、実用上は十分。直噴仕様はトルクの余裕が増すほか、5ATでグレードによってはパドルシフトも付くため、走りを楽しみたい向きには好適だ。さらにパワフルな2.3Lは、本気でセダンを追い回せるほどの走りを見せる。TIMELINE主な改良・変更・追加
| 2005年 | 2月/デビュー | 乗る人が楽しさ、快適さを分かち合える一台を目指して開発 「コミュニケーティブ&ダイナミック」を開発コンセプトとした、2代目プレマシーが登場。エンジンは直4DOHCの2Lと2.3Lで、全車に4ATが組み合わされた。グレードは、2L車がスライドドアイージークロージャーなどの装備を省略した20F、中堅となる20C、マフラーカッターやレインセンサーワイパーなどを装備した20Sの3種類。2.3L車は唯一、本革巻きステアリングなどを装備した23Sのみとなる。駆動方式は全車FFの設定だ。 左/地上高439㎜の乗降ステップや、開口部最大700㎜の両側スライドドアにより、乗降性は良好。20F以外は電動スライドドアがオプションで選べた。右/20Fを除く全車にシフトレバーをRにすると自動で切り替わるバックモニターをオプションで設定する
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| 2005年 | 6月/特別仕様車 | スポーティグレードだけのブラック内装などを特別装備 20Cをベースに、15インチアルミホイールやディスチャージヘッドランプなどのスポーティな装備が与えられた20Cリミテッドが登場。オーディオレス仕様だが、オリジナルオーディオ用スイッチを装備したセンターパネルを装備するほか、イモビライザーも特別装備として奢られた。なお、新車時価格は、ベース車の7.2万円高となる192万円だ。 |
| 2005年 | 8月/グレード追加 | 雪道などでも安心な、操縦安定性に優れた4WDモデル | |
![]() 車速やアクセル開度に応じ、リアデフ内のアクティブトルクコントロールカップリングを可変制御。前後輪のトルク配分を最適化することで、滑りやすい路面でも高い操縦安定性を実現する |
2Lエンジン車に4WDモデルを追加。採用されたのは、アテンザのアクティブトルクコントロールカップリング4WDシステムをベースとしたものだ。 2WD/4WD切り替えスイッチを装備しており、滑りやすい路面走行時のみに4WDモードとするなど、ドライバーの意思で簡単に切り替えられる。 | ||
| 2006年 | 1月/グレード追加&特別仕様車 | スタイリッシュな外観の新グレードとイカツい特別仕様車 | |
![]() 同月には20Sがベースの特別仕様車、ブライトスタイリッシュも登場(写真)。専用のエアロパーツやオリジナルスポーツサウンドマフラー、本革巻きステアリングなどの特別装備を採用する |
20CSは20Cをベースとした新グレード。スポーティグリル一体式フロント大型バンパーなどを装備し、ベース車の1.2万円高で販売された。 | ||
| 2007年 | 1月/一部改良&グレード追加 | BOSEサウンドシステムなどの上級装備をプラスした一台 | |
![]() 20Sをベースに、ガンメタ塗装の17インチアルミホイールやフロントフォグランプなどを搭載した20Z(写真)。ステアリングシフトスイッチや本革巻きステアリングなども装備している |
2L車のFFに、直噴エンジンDISI+5AT搭載モデルを追加。また、20Cは廃止となり、新たにDISIエンジンを搭載した20Zが登場している。このほか、23Sには本革シートをオプション設定するなどの変更も行われた。 | ||
| 2007年 | 9月/マイナーチェンジ | 内外装の変更と走行性能のさらなる向上を図る | |
![]() インパネはデザインとレイアウトを変更。メーターはホワイトイルミネーションで視認性の高いブラックアウトタイプとなったほか、オプションのナビはDVDからHDDに変更している |
新形状のヘッドランプや、ボンネットとバンパーをつなげたデザインを採用したことでフロント回りの印象を一新。また、ポート噴射エンジンを改良したほか、FF車のトランスミッションを5ATにするなどの変更も行われた。 | ||
SPECIFICATIONS代表グレードスペック
| 2005年2月(デビュー時) | 2007年9月(マイナーチェンジ時) | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| グレード | 20S | 23S | 20S | ||
| 駆動方式 | FF | FF | 4WD | ||
| トランスミッション | 4AT | 5AT | 4AT | ||
| 全長×全幅×全高(mm) | 4565×1745×1615 | 4565×1745×1615 | 4565×1745×1650 | ||
| ホイールベース(mm) | 2750 | 2750 | |||
| 車両重量(kg) | 1460 | 1470 | 1490 | 1580 | |
| 乗車定員(人) | 7 | 7 | |||
| エンジン種類 | 直4DOHC | 直4DOHC | 直4DOHC(DISI) | 直4DOHC | |
| 総排気量(cc) | 1998 | 2260 | 1998 | ||
| 最高出力[kW(ps)rpm] | 107(145)/6000 | 121(165)/6500 | 107(145)/6500 | 111(151)/6200 | 102(139)/6500 |
| 最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 181(18.5)/4000 | 210(21.4)/4000 | 181(18.5)/4500 | 193(19.7)/4000 | 175(17.9)/4000 |
| 10・15モード燃費(km/L) | 14.0 | 11.2 | 14.4 | 15.0 | 11.0 |

























