06/20: ホンダ アコード《モデル概要編》
カテゴリー: ホンダの人気中古車完全カタログ
走り、内外装、安全性と環境性能…すべてが高水準
ホンダの世界戦略車として重要な地位を占めるモデル

●コンセプト
快適性と走行性を高めたホンダのグローバルモデル
本格的な4輪車メーカーとして、ホンダの地位を確立したモデルがアコード。現存する同社の車名ではシビックに次いで古く、初代のデビューはS51年。現行モデルは7代目にあたる。ホンダが北米市場に本格進出を図ったのも初代アコードからで、現在でも世界戦略車として重要な地位を占めるモデルだ。
車名は英語の「調和」をそのまま与えたもの。このことからも、ホンダは初代開発当時から、安全や環境との調和を重視していたことがわかる。7代目はこれらをベースとして、ロングドライブ時の快適性や走りの質感を大幅に高めたのが特徴だ。
デザインや乗り味は、従来の北米重視路線から欧州車路線に変更されており、北米向けには専用モデルが投入されている。
ボディのバリエーションは、4ドアセダンとステーションワゴンの2系統。全車3ナンバーとなるが、全幅1760mmは日本でも持て余さないサイズだ。
●メカニズム
排気量は2Lと2.4Lでハイチューン仕様も用意
エンジンは2Lと2.4Lがあり、いずれも直4DOHC16バルブ。どちらも、可変バルブタイミング&リフト機構に、吸気
バルブの開閉タイミングを連続可変できるVTCを加えたi-VTECを装備する。2Lは低回転時に吸気バルブを1本休止させることで、低燃費を実現。2.4Lは高リフトカムと低リフトカムの2段切り替えで、排気側にも切り替え機構を装備し、燃費とパワーの両立を図った。2.4Lには147kW(200ps)仕様と118kW(160ps)仕様の2種類があり、後者はワゴン専用だ。一方、セダンにはユーロRを設定。こちらは、2Lながら162kW(220ps)を8000rpmで発生するハイチューンエンジンを搭載し、6MTのみが組み合わされたスポーティモデルだ。
このほか、上級グレードには、高速走行時の車線維持支援機能と車間距離維持機能付きオートクルーズを組み合わせたHiDSがオプション設定されている。
●エクステリア&インテリア
空力性能を追求して躍動感あるスタイルを実現
一般に車のデザインは、性能とは独立して行われるもの。しかし7代目アコードは、まず空力性能の目標を立て、それを実現するデザインを構築した。前後を絞り込んで空気をスムーズに流し、後部で渦を巻かないようスパッと裁ち落としたフォルムは空力デザインの結果で、セダンのCD値は量産車最高レベルの0.26に達している。フロントマスクはセダン、ワゴン共通で、ロービームにプロジェクター式を採用するヘッドランプは、生物の目がモチーフ。ワゴンのフォルムには、300km/hで獲物目がけて急降下するハヤブサがイメージされている。
ダッシュボードはオーソドックスながら、力強さを感じる欧州車調デザイン。ステアリングには、上下に加えて前後方向の調整機構も追加されており、より適切なポジションが取れる。前席は従来より大型化され、コーナリング時にもドライバーをしっかりと包み込むものだ。
●インプレッション
しなやかな足回りとクイックな操舵感が魅力
前後ダブルウィッシュボーン式サスを欧州車テイストでチューニングした足回りは、良好なロードホールディングを発揮。ギア比をクイックに振った電動パワステが、すっきりとした操舵フィールを提供してくれる。エンジンはいずれも、レブリミットまで気持ち良く回るもの。低速域ではややおとなしい標準グレードの2Lエンジンも、高速域まで回せば十分に速いが、発進からの加速感を重視する向きには2.4Lがオススメだ。
ユーロRは、シビックやインテグラのタイプRほど過激ではなく、市街地での乗り心地も操安性を考えれば許容範囲。




















