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流麗なフォルムに高い運動性能とユーティリティ性を秘めたミニバン

マツダ プレマシー フロントスタイル|人気中古車完全カタログ

OVERVIEWモデル概要

スポーティな走りと独創的な使い勝手が魅力
選択肢の豊富な2Lクラスのミニバンのなかで、走りの楽しさを前面に打ち出したのがマツダプレマシー。初代で培ったノウハウや開発者自らのユーザー調査をもとに、大幅に魅力を高めたのが、2005年に登場したこの2代目だ。ロー&ワイドなフォルムは同クラス唯一で、1745㎜という全幅は、居住性よりも操縦性能を高めるために使われている。

MECHANISMメカニズム

3種類のエンジンと2種類のトランスミッションが存在
全幅の関係で3ナンバーとなるが、ラインナップの中心は2Lエンジン。そのエンジンには、一般的なポート噴射式と、2006年1月の一部改良で追加されたガソリン直噴のDISIという2種類がある。前者はFFと4WDの両方、後者はFFのみの設定だったが、現在ではFF系は全グレードがDISIに統一。また最上級グレードの23Sには、ハイオク仕様の2.3Lエンジンが設定されていたが、こちらも廃止されている。トランスミッションはデビュー時は全車4AT。DISI導入に合わせて5ATが投入されたが、4WDは現在も4ATのままだ。2.3L車は2006年9月から5ATに変更された。プラットフォームは初代アクセラと共通で、サスペンションはフロントにストラット、リアにマルチリンク式を採用している。

EXTERIOR & INTERIOR内外装

流麗な外観デザインと、オリジナリティあふれる内装
豊かな抑揚をもつ流線型のボディは、躍動感満点。2Lクラスとして、いち早く5ナンバーサイズを踏み越えたことのなせる技だが、ドアミラーの幅は一般的な5ナンバー車と同等か、むしろ狭く抑えられている。後席両側にスライドドアを採用するため、ワイドボディでも駐車場所を選ばない。インパネは黒とメタル調のモノトーンでまとめられ、デザインも直線基調のクールな印象。シフトレバーは操作性とウォークスルーを両立する位置にある。内装の自慢は、2列目席に装備された「カラクリ7thシート」。通常は独立2座のキャプテンシートとして使え、左側席下に格納されたクッションを引き出すと、3人掛けのベンチシートに変身するものだ。3列目の居住性は、大人でも「送迎専用+α」程度の実力をもつ。

DRIVING IMPRESSIONドライブフィール

マツダのDNAを感じさせる、ミニバンらしからぬ運動性能
ミニバンとしてはドライビングポジションが低めで、よじ登り感のない自然な乗降性。運転席は高さの調整が、またステアリングは上下に加え、前後位置の調整もできる。ほどよく締まった乗り心地が生み出すダイナミック性能は、ミニバンであることを忘れてしまうほど。姿勢変化は許すがロードホールディングは良く、限界も穏やかに訪れるため、安心して振り回すことができる。一方で、フル乗車してリアサスが沈み込むと、3列目の乗り心地がやや硬く感じられる。2Lのポート噴射エンジンは低速トルクが豊かで、実用上は十分。直噴仕様はトルクの余裕が増すほか、5ATでグレードによってはパドルシフトも付くため、走りを楽しみたい向きには好適だ。さらにパワフルな2.3Lは、本気でセダンを追い回せるほどの走りを見せる。
2005年 2月/デビュー 乗る人が楽しさ、快適さを分かち合える一台を目指して開発
「コミュニケーティブ&ダイナミック」を開発コンセプトとした、2代目プレマシーが登場。エンジンは直4DOHCの2Lと2.3Lで、全車に4ATが組み合わされた。グレードは、2L車がスライドドアイージークロージャーなどの装備を省略した20F、中堅となる20C、マフラーカッターやレインセンサーワイパーなどを装備した20Sの3種類。2.3L車は唯一、本革巻きステアリングなどを装備した23Sのみとなる。駆動方式は全車FFの設定だ。
  • マツダ プレマシー 両側スライドドア|人気中古車完全カタログ
  • マツダ プレマシー バックモニター|人気中古車完全カタログ
左/地上高439㎜の乗降ステップや、開口部最大700㎜の両側スライドドアにより、乗降性は良好。20F以外は電動スライドドアがオプションで選べた。右/20Fを除く全車にシフトレバーをRにすると自動で切り替わるバックモニターをオプションで設定する
2005年 6月/特別仕様車 スポーティグレードだけのブラック内装などを特別装備
20Cをベースに、15インチアルミホイールやディスチャージヘッドランプなどのスポーティな装備が与えられた20Cリミテッドが登場。オーディオレス仕様だが、オリジナルオーディオ用スイッチを装備したセンターパネルを装備するほか、イモビライザーも特別装備として奢られた。なお、新車時価格は、ベース車の7.2万円高となる192万円だ。
  • マツダ プレマシー リアスタイル|人気中古車完全カタログ
  • マツダ プレマシー シート|人気中古車完全カタログ
左/鮮やかなカーディナルレッドマイカを専用色として設定。このほか、ベース車にも設定されていたファントムブルーマイカなどの4色も選択できた。右/ベース車ではオリーブ色だった内装色が、20Sや23Sと同じブラックとなり、より精悍な印象を際立たせている
2005年 8月/グレード追加 雪道などでも安心な、操縦安定性に優れた4WDモデル
マツダ プレマシー|人気中古車完全カタログ
車速やアクセル開度に応じ、リアデフ内のアクティブトルクコントロールカップリングを可変制御。前後輪のトルク配分を最適化することで、滑りやすい路面でも高い操縦安定性を実現する
2Lエンジン車に4WDモデルを追加。採用されたのは、アテンザのアクティブトルクコントロールカップリング4WDシステムをベースとしたものだ。 2WD/4WD切り替えスイッチを装備しており、滑りやすい路面走行時のみに4WDモードとするなど、ドライバーの意思で簡単に切り替えられる。
2006年 1月/グレード追加&特別仕様車 スタイリッシュな外観の新グレードとイカツい特別仕様車
マツダ プレマシー フロントスタイル|人気中古車完全カタログ
同月には20Sがベースの特別仕様車、ブライトスタイリッシュも登場(写真)。専用のエアロパーツやオリジナルスポーツサウンドマフラー、本革巻きステアリングなどの特別装備を採用する
20CSは20Cをベースとした新グレード。スポーティグリル一体式フロント大型バンパーなどを装備し、ベース車の1.2万円高で販売された。
2007年 1月/一部改良&グレード追加 BOSEサウンドシステムなどの上級装備をプラスした一台
マツダ プレマシー フロントスタイル|人気中古車完全カタログ
20Sをベースに、ガンメタ塗装の17インチアルミホイールやフロントフォグランプなどを搭載した20Z(写真)。ステアリングシフトスイッチや本革巻きステアリングなども装備している
2L車のFFに、直噴エンジンDISI+5AT搭載モデルを追加。また、20Cは廃止となり、新たにDISIエンジンを搭載した20Zが登場している。このほか、23Sには本革シートをオプション設定するなどの変更も行われた。
2007年 9月/マイナーチェンジ 内外装の変更と走行性能のさらなる向上を図る
マツダ プレマシー インパネ|人気中古車完全カタログ
インパネはデザインとレイアウトを変更。メーターはホワイトイルミネーションで視認性の高いブラックアウトタイプとなったほか、オプションのナビはDVDからHDDに変更している
新形状のヘッドランプや、ボンネットとバンパーをつなげたデザインを採用したことでフロント回りの印象を一新。また、ポート噴射エンジンを改良したほか、FF車のトランスミッションを5ATにするなどの変更も行われた。

SPECIFICATIONS代表グレードスペック

  2005年2月(デビュー時) 2007年9月(マイナーチェンジ時)
グレード 20S 23S 20S
駆動方式 FF FF 4WD
トランスミッション 4AT 5AT 4AT
全長×全幅×全高(mm) 4565×1745×1615 4565×1745×1615 4565×1745×1650
ホイールベース(mm) 2750 2750
車両重量(kg) 1460 1470 1490 1580
乗車定員(人) 7 7
エンジン種類 直4DOHC 直4DOHC 直4DOHC(DISI) 直4DOHC
総排気量(cc) 1998 2260 1998
最高出力[kW(ps)rpm] 107(145)/6000 121(165)/6500 107(145)/6500 111(151)/6200 102(139)/6500
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 181(18.5)/4000 210(21.4)/4000 181(18.5)/4500 193(19.7)/4000 175(17.9)/4000
10・15モード燃費(km/L) 14.0 11.2 14.4 15.0 11.0
文:安藤 眞、ユニットクワトロ

狙い目は前期型グレード!最低限の装備でもプレミアム感は十分

  • トヨタ クラウンマジェスタ フロントスタイル|人気中古車完全カタログ
  • トヨタ クラウンマジェスタ リアスタイル|人気中古車完全カタログ
  • トヨタ クラウンマジェスタ インパネ|人気中古車完全カタログ

OVERVIEWモデル概要

ドライバーズカーとしての資質も忘れない格調高いデザイン
世代によってはホイールベースがロイヤル系より長く、後席の居住性が高かったこと、ロイヤル系より格調の高いデザインが採用されてきたことなどから、“法人向け”という印象が強い。が、実際のオーナーには中小企業の社長も多く、休日にはオーナー自らがハンドルを握ることもあるため、ドライバーズカーとしての資質も決しておろそかにされていないのだ。

GRADE VARIATIONSグレードバリエーション

グレード名 トランスミッション ひと言解説
Aタイプ 6AT デビュー時より存在する最廉価グレード。電動リアサンシェードやリアオートエアコンなどが省かれている
Cタイプ 6AT デビュー時に登場し、モデル末期まで設定された上級グレード。流通量は最も豊富だ
CタイプFパッケージ 6AT 2006年7月に登場した、Cタイプのパッケージモデル。プレミアムレザー表皮などを装備している
CタイプiFour 6AT Cタイプの4WDモデルで、デビュー時からモデル末期まで存在。流通量はかなり少なく、探すには根気が必要だ
CタイプiFour Fパッケージ 6AT 2006年7月のマイナーチェンジ時に登場。装備内容は、CタイプのFパッケージと同じだ

BUYER’S GUIDE購入アドバイス

購入時のチェックポイント
前オーナーの運転を想像しながら
細部までしっかり確認
高級車だけあって、販売店に任せてきちんと整備された物件が多いが、ドレスアップが施されたものも中には存在する。外装なら下回り、内装ならフロアマット下やシートの汚れ具合など、細かなところまで確認してみよう。サービスキャンペーンの情報がいくつか発表されているが、対象車の生産期間が広範囲にわたるのはブレーキ回りの不具合。これは2004年3月から2006年11月に生産された車両の一部に見られるもので、最悪、パーツの破損につながるという。対象車の場合は、対策が行われたかを整備手帳で確認しよう。
狙い目グレード
デビュー時のモデルでも
ラグジュアリィさに遜色なし!
流通量が多いのは2006年7月までの前期型で、全体の約8割を占める。後期型は花粉除去モード付きエアコンや高精細ワイドディスプレイ搭載のHDDナビといった装備をもつが、これらがなくてもクラウンマジェスタのプレミアム感は十分に味わうことが可能。走行距離が少ない物件が多く、相場も220万~390万円程度なので、前期型に狙いを絞るのがオススメだ。なかでもCタイプは、リアオートエアコンなどの装備が充実していて◎。2004年式や2006年式では特に多く流通しているので、ぜひチェックしたい。

RIVAL MODELSライバル中古車徹底研究

クラウンマジェスタのライバル3モデルをピックアップ。
現行型シーマ&レジェンド、絶版となったセルシオなどラグジュアリィセダンが揃い踏みだ
1.日産 シーマ
(現行型)
NISSAN CIMA
2.ホンダ レジェンド
(現行型)
HONDA LEGEND
3.トヨタ セルシオ
(最終型)
TOYOTA CELSIOR
日産 シーマ エクステリア|人気中古車完全カタログホンダ レジェンド エクステリア|人気中古車完全カタログトヨタ セルシオ エクステリア|人気中古車完全カタログ
日産 シーマ インテリア|人気中古車完全カタログホンダ レジェンド インテリア|人気中古車完全カタログトヨタ セルシオ インテリア|人気中古車完全カタログ
日産パーソナルセダンの
フラッグシップモデル
大ヒットとなった初代デビューから、今年で21年目を数える4代目モデル。全長約5m、全幅1.8m以上の大柄なボディに、ヘッドランプに7個の小さな丸型レンズを並べたマルチプロジェクターランプを採用するなど、個性的なデザインが与えられている。世界初のレーンキープサポートシステムをはじめ、先進装備も多数搭載。エンジンは、圧倒的な動力性能をもつ4.5L V8の直噴と3L V6ターボでスタートしたが、2003年8月のマイナーチェンジで4.5Lは新開発エンジンに変更となった。トランスミッションはFRにマニュアルモード付き5ATが、4WDに4ATが組み合わされる。
4代目となる現行モデルでは
最新鋭の装備を数多く搭載
国産乗用車初の300psをマークしたホンダの最上級セダン。先進装備として、車線や前走車との車間距離をキープし、高速道路での運転支援を行うHiDS、歩行者を検知して知らせる世界初のインテリジェント・ナイトビジョンシステムなどが設定された。BOSE社との共同開発による専用オーディオシステムなど、上級装備も多数採用。エンジンはデビュー時が3.5L V6で、2008年9月のマイナーチェンジ時に新開発の3.7L V6に換装された。トランスミッションはパドルシフト付きの5AT。駆動方式は4WDのみで、前後に加えて左右の駆動力配分も行うSH-AWDを採用する。
長きにわたってトヨタ最高峰を
名乗り続けた世界基準の高級セダン
LSとしてレクサスブランドにスイッチするまでは、トヨタブランドの頂点に位置していた。この3代目が最終型となるが、高い静粛性やきめ細かく配慮された快適装備などにより、今なお人気を博している。2003年8月のマイナーチェンジではインテリジェントAFSやプリクラッシュセーフティシステムなど、マジェスタと同じ先進装備が与えられ、より安全性が高められた。エンジンは、280psを発生する4.3L V8のみの設定。トランスミッションはデビュー時が5ATで、マイナーチェンジ後はマニュアルモード付き6ATと、マジェスタと同じメカニズムを採用する。
狙い目グレード
450XV
物件数が極端に減少する
マイナーチェンジ以降は避けたい

物件の大半は2004年式以前に集中している。マジェスタの相場と近いのは2005年式以降だが、そこから探すのは難しいだろう。狙い目の450XVは、流通量が最も多く、雨滴感知オートワイパーなどの装備も充実した中堅グレード。2004年式でも、200万円以下から流通していてオススメだ。
狙い目グレード
3.5アドバンスパッケージ
できるだけ装備が充実している
パッケージモデルを狙いたい

2007年式以降は流通量が極端に少ないため、それより前の年式で探すのがいいだろう。その頃はまだモノグレードなので、さまざまな装備がセットになったパッケージモデルがオススメだ。流通量が比較的多いアドバンスパッケージなら、追突軽減ブレーキなどを装備していて安全性も高い。
狙い目グレード
C仕様インテリアセレクション
後期型インテリアセレクションなら
流通量もそこそこあるので探しやすい

6ATといった装備の採用、さらには経年による劣化も考慮すれば後期型を選ぶのが得策。相場は190万~500万円と、マジェスタの予算内で十分収まる。流通量が多いのはC仕様だが、どうせなら運転席クッション長可変シートなどの装備で、より快適なインテリアセレクションを選びたい。

文:安藤 眞、ユニットクワトロ


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