07/29: 【映画の名車】第27回:トランスポーター2
カテゴリー: 映画の名車
スクリーンを飾ったあの名車、少ししか映らなかったけれど忘れがたい車…
そんな映画に登場した“気になる車”をカーセンサーnetで見つけよう!
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■リュック・ベッソン印の荒唐無稽なカーアクション、ここに極まれり!

(c)2005 - Europacorp - TF1 Films Production All rights reserved
DVD『トランスポーター2』発売中!! 2005年・仏/米 製作・脚本:リュック・ベッソン 監督:ルイ・レテリエ 出演: ジェイスン・ステイサム、アンバー・ヴァレッタ、マシュー・モディーン、ケイト・ノタほか 発売:アスミック/テレビ朝日 販売:角川エンタテインメント \2,500(税込)
舞台はコート・ダジュールからマイアミへ。すでに闇の運び屋稼業からはセミリタイアし、アメリカのリゾートでのんびり過ごしていたフランクだったが、1カ月間だけの約束で連邦麻薬対策委員長のジェファーソン・ビリングス(マシュー・モディーン)に運転手として雇われ、6歳になる息子・ジャック(ハンター・クラリー)の登下校時の送迎を行っていた。これまでと比べれば、ぬるま湯のような仕事に見えたが、ジャックを誘拐して父親を利用しようと企てるテロリスト集団の魔の手が迫るのだった…。
前作は序盤から完全にシナリオが破綻していたが、今回は王道の滑り出し。(スポンサーのアウディから提供された)ピッカピカのA8 6.0 クワトロを颯爽と乗りこなすフランクが、すっかり仲良くなったセレブな少年を守るため、F1レーサーも真っ青の超人的なドライブテクニックと、ジャッキー・チェンも脱帽モノの格闘センスで極悪非道なテロリスト軍団に立ち向かう。
もちろん“目で女を殺すことのできるハゲ”の面目躍如で、今作でも美女という美女は全員フランクにフォーリン・ラブ。ジャックの母親オードリー(アンバー・ヴァレッタ)は、いきなりフランクの家へ押しかけ、人妻フェロモン全開の誘惑攻撃。金髪の殺し屋ローラは、下着姿にピンヒールで「敵ながらセクシーね、アンタ」と舌なめずり。それでも、ちっとも嫌味にならないのは…ね!!
さて。導入こそ王道のシナリオで見る者をひきつけてくれるのだが、ひとたびアクションが始まってしまえば、伏線やらリアリティやら道徳的観点やらがすべてうっちゃられるのがリュック・ベッソン印。前作以上に“ありえない”展開が次から次へと巻き起こる。なかでもアウディA8を駆使したカーチェイスは驚愕の連続。よくもまあここまでおバカなシチュエーションを考えつくものだと感服しきりだ。そしてA8に仕掛けられた時限装置を取り外すためにフランクがとった方法にはブハハハハハと声を出して笑うしかなかった。
とにかく全編息つく間もない87分。たとえどんなにバカバカしいストーリーであろうと、アクションの連続だけで最後まで見せきってしまう力技には恐れ入谷の鬼子母神である。ジェイソン・ステイサムも神経症気味の運び屋フランクを完全に手の内に入れており、今後も手を替え品を替えシリーズが量産されていくことだろう。すでにフランスで特報が流れているパート3は2009年公開予定。「プリズン・ブレイク」の最凶キャラクター、ティーバック役でおなじみのロバート・ネッパーが準主役級で抜擢されており、今から非常に楽しみだ。







