知っておきたい用語と知識
2-1.車種選びやお店選びの際に必要な知識
中古車には定価がなかったり、販売店もディーラー以外にあったりと、新車と異なる点が多い。また車の種類も、ボディタイプ別のほかに、様々な種類に分けることができる。
これらを覚えておくと“賢い購入”ができるので、知識として身につけておきたい。
定価ではなく相場だから中古車選びは楽しい

新車と違い中古車には定価がない。なぜなら走行距離や内外装の状態などが一台一台違うからだ。では中古車の価格(車両本体価格)は何によって決まるのか。ひと言で言ってしまえば「人気」が大きく影響する。人気がある車ほど新車時から比べて値落ちしにくいし、逆に人気がなければ値落ちしやすいというわけだ。
そういった人気をもとに、販売店が「この車の程度でこれぐらいの値段なら買い手がつくだろう」と考えて付けるのが中古車の価格の基本である。その結果、新車時にはほぼ同じ価格の同じカテゴリー(例えば同じ2Lサイズのミニバン)でも中古車では、同じ年式・同じ走行距離なのに価格差が出てくることがある。また、同じ車種でも年式が古いほど人気が低くなるから価格は下がりやすい。新車時の価格差が逆転するケースもある。そんな、ライバル車よりお値打ちな中古車があるから、中古車選びは楽しくなる。
このように中古車には「何年式で走行距離がこれだけだからいくら」という決まった価格はない。ただ、同程度の中古車がA店では100万円、B店では200万円ではA店でしか売れなくなる。結局は価格が収れんして「だいたいこれくらい」というざっくりした目安が生まれることになる。それが"相場"と呼ばれるものだ。上記で述べたように、車種ごとに価格差が生じるため、相場も異なる。
中古車購入初心者が相場の動きまで読むことは難しいが、「そういうものがある」ということと「中古車には定価はなく、人気が価格を左右している」ということだけは覚えておこう。

車のスタイルによってそれぞれ利点がある
車はスタイルや大きさ、使い勝手などで軽自動車やセダン、ミニバンなどとタイプ分けができる。それぞれにメリット・デメリットがあり、「家族みんなで旅行に出かけたい」や「子供の送迎に使えたほうがいい」など使い方に応じて選ぶべきタイプは変わる。
中古車販売店は大きく3つに分けられる
中古車を初めて買う人には、「中古車はどこで買っても同じ」という気持ちがあるのではないだろうか。しかし、実際には販売店によって品揃えも値付けや整備方法も違う。また購入後の保証内容も異なるのだ。
それを大別すると3つに分けられる。まず自動車メーカーとつながりのあるディーラー系、そしてメーカーとのつながりのない中古車専門販売店とに分かれる。さらにディーラー系を、取り扱う車種が主に国産車か輸入車かで分けることができる。それぞれにメリットがあり、一概にどこがいいということはない。自分の希望する予算・車種の中古車がどの販売店のタイプなら見つけやすいのか調べておこう。
最近では国産ディーラーが店名を変えて他社ブランド車も品揃えしたり、販売店同士が手を組み大きなネットワークを作ったりするなどの動きもある。これらは従来の形態でのデメリットと思われる部分を補うためと言えなくもない。いずれにせよ、それぞれの特徴をしっかりと把握しておこう



