ハンコを押す前に確認すべきこと
2.保証書で確認したい項目
見積書の次は、保証書を確認。車は機械である以上、いつかは不具合が生じる。それは仕方のないことだが、買ってすぐに不具合が生じると気持ちもめげる。
しかし、最近ではたいていの販売店が保証に力を入れていて、そんな場合の助けになってくれる。

ただし、ここでも注意が必要。実は保証をめぐるトラブルも増えている。その多くは、購入者が保証内容をきちんと確認していなかったことによるものだ。
確かに保証書にはたくさんのことが書いてあり、契約時に隅から隅まで目を通すというのは難しいが、それでも以下の点に関してはできるだけハンコを押す前に確認を、無理ならせめて納車までにすべてに目を通しておきたい。
【保証書での確認事項】
■保証期間や走行距離
保証は「購入後12カ月または1万km」というように、ある一定期間または距離を走るまで受けることができる。この期間と距離をまずは把握しておくこと。また忘れがちだが、保証期間のスタートはいつなのかということも合わせて聞いておこう。
なお、カーセンサーnetでは「1カ月または1000km」以上をもって保証とし、必ず保証書を発行することが条件である。あるいは「メーカー新車保証継続」をもって保証とする場合、残期間が「1カ月または1000km」以上あることを条件としている。
そして、カーセンサーnetでは、販売車両の保証を「保証付」「保証別」「保証無」と表示している。「保証付」とは、無料で保証が付いていることを示す。また新車保証が付いている場合は、保証の継続に必要な定期点検整備の費用が車両本体価格に含まれる。「保証別」とは、保証を有料で付けられることを示す。新車保証が付いている場合は、保証の継続に必要な定期点検整備の費用が車両本体価格に含まれない。そして「保証無」は、保証が付かない物件である。
■保証される部品や工賃
保証の対象となる部品は販売店によって異なる。走るために最低限必要な部品だけのところもあれば、バッテリーやランプなど消耗品まで保証してくれるところもある。それらは保証書に必ず書かれているので、そこは目を通しておきたい。また、バッテリーは交換するが工賃は有料、というケースも多い。保証で部品を交換する場合、工賃はどうなるのかもチェックが必要。さらに保証のための修理をどこなら受けられるのか? 販売店によっては提携先の工場で受けてくれることがある。
■保証の対象外となるケース
例えば保証部品に「タイヤ」と書かれていても、釘を踏んでタイヤがパンクした、という場合は保証の対象外だ。跳び石によるウインドウのヒビ割れも同様。その辺のことも保証書に書かれているのだが、だいたいどんなことなら保証の対象外なのか、書かれている場所はどこなのかを販売店に聞いておくといい。ちなみに地震や台風、水害による被害もほとんどの場合保証の対象外になる。
■費用の負担範囲
保証期間中にエンジンが故障して動けなくなったとする。その際に販売店へ車を搬送するにはどうすればいいのか。勝手にロードサービスを呼んだら、その費用は? その場から家に帰るときのタクシー代は? これらも保証書には書かれているはず。もし書かれていなければ逆に販売店に聞いておきたい。


