ハンコを押す前に確認すべきこと

3.販売店とのコミュニケーションの取り方

中古車に限らず、車は購入後にも販売店との関係が続く。例えば何か不具合があった場合、あるいは購入後にエアロパーツを付けたいとか、タイヤを交換したいとか…。
そんな時に、果たして販売店があなたの力になってくれるのか? それは商談までくる段階でお互いの信頼関係がどこまで築かれているかによるのだ。そのためにも、販売店とは正しいコミュニケーションを取って、購入後も安心したカーライフを送れるようにしたい。

販売店とのコミュニケーションのとり方|中古車購入ガイド

まず購入後にトラブルになりがちなのが「言った言わない」という事例。納車までにはここを直しておきますと言われたのに直っていなかった、というような例が多い。それを防ぐには、とにかく約束事はすべて書面に落とすこと。契約書に書いてもらうことが大切だ。販売店としても数多くのお客と話をするわけだから、口約束は忘れてしまうことだってある。だから書面に「記録」してもらうといい。

そして、ハンコを押す前にもう一つ確認しておきたいこと。それは今後この販売店とつき合っていきたいかどうかだ。車は所詮機械だから故障もするだろうし、消耗品はいつかは交換しなければならない。保証付きなら、保証で直したりするケースも出てくるだろう。買っておしまいではないのだ。こういった、購入後も販売店とのおつき合いが続くという点も、電化製品とは違うところ。逆にうまくつき合えれば、車のことは詳しいのだから、これほど心強い味方はいない。「中古車選びはお店選び」といわれるゆえんだ。

その意味でも、見積書や保証書の内容を確認する際には、できるだけ販売店の人にあれこれ聞いてみること。聞いたり話をしてみないと、相手がどんな人なのかわからないからだ。できれば商談時だけではなく、訪問時などからとにかくコミュニケーションを取ること。

よくいるのが、販売店で車を眺めているときに話しかけられて、黙っていたり、帰ろうとしたりする人。また逆に「この車はねぇ…」などと自分の知識をひけらかしたりする人。これではお互いコミュニケーションが取れない。また「これ事故車でしょ?」などと、販売店側からすれば「商品にケチをつけられる」ような発言も、当然良いコミュニケーション作りを阻害する。こういったことに注意して、購入後の楽しいカーライフを迎えられるようにしたいものだ。