08/01: 第17回:走りに目覚める!?スバル インプレッサ STi《前編》
カテゴリー: セダン
『限定555台!!世界を獲った車に触れ
HIROくんが走りに目覚める!?』の巻

編集部(以下編):今回は3代目のインプレッサがデビューしたということで、初代インプレッサを見に来ました。
HIROくん(以下H):おー、ここから始まったわけやね。
編:ちなみにこの車、スポーツグレードのSTiをさらにチューンしてあります。
H:じゃあ、すごいでチューンね。
編:すごいでチューンよ。
■僕より目立ってない?

H:このシールはなんなの?すごく目立つんやけど。
編:この車は、1997年に国内で初めて3年連続WRCのマニファクチャラーズタイトルを獲得した記念に発売されたVリミテッドなんです。前オーナーは、そのときのレースに参加していた車を再現するステッカーチューンを施しているんでしょうね。
H:ん、僕もなんか貼ったほうが目立つかな。
編:いや、十分目立ってますから。大丈夫。
■屋根の上に穴が??

H:屋根の上に穴が開いてる。あかんよ~。
編:あ、これはちゃんと意味があるんです。
H:僕も口を大きく開けるよ。どっちが大きく開いてる?
編:そりゃインプレッサですよ。
H:負けたか。でも、これなんなんやろ??
編:正式名称はルーフベンチレーターっていうんです。室内に外気を取り入れる吹き出し口ですね。車内から小窓を開閉することができますよ。
■昔懐かしのポーズ「キーン」じゃありません

編:なんですか、それ?タイタニックのポーズ?僕、後ろから抱きついたほうがいいですかね?
H:ちゃうよ、これはね。
編:わかった、Dr.スランプアラレちゃんの「キーン」でしょう。
H:だ~か~ら~。
編:リアウイングを表現してるんですね。この大きなリアウイングは、WRXの代名詞みたいなもんなんですよ
H:えー、そこは僕に言わせてよ。
■セダンなので荷物もしっかり

H:世界ラリー選手権で優勝とか聞いてたから、ガチガチのスポーツカーかと思っていたけど、トランクは広いね。
編:セダンですからね。日常使いには問題ありませんよ。
H:そういえば後部に修復歴があるって言ってたね。
編:そういったことはきちんと店員さんに確認しましょうね。
■ホイールもスポーティ

H:白のホイールはカッコええね。足元を白のエナメルで。うーん、洒落者。でもちょっと汚れそう。
編:汚れたら洗車ですよ。ちょうど目安になるからいいじゃないですか?
H:白はカレーうどんなんか食べたらえらいことになるよ…。
編:スーツだったらね。ホイールは関係ないでしょう。ちなみにこれは市販品であるスピードラインの17インチホイールを装着してます。スピードラインは年間生産400万本を誇るヨーロッパ最大のホイールメーカーなんですよ。
■エンジンルームだけで100万円??

店員さん(以下店):エンジンは前のオーナーがかなりチューンしてありますね。これだけでも100万円前後かかっていると思いますよ。
H:スゴイのはわかるけど、なにがスゴイかわからない…。
編:HIROくん、走り屋系じゃないですもんね。
店:ハイフロータービン、スポーツキャタライザー、前置きインタークーラー 、ブローオフバルブ、強化エンジンマウント、アルミラジエター、コンピュータも替えていますね。
H:ようわからんけどスゴイ。それに、いっぱいくっついているから、なんかお得な感じがするね。
編:たしかに、これだけのチューンを自分でやるよりは、もう施されているから安い気がしますね。ただし、購入するときは、何がノーマルから変わっているのか店員さんにしっかり質問しなきゃ。
店:こういった車をお買い求めになる方は、逆にお客さんのほうが詳しかったりしますよ(笑)。
次回、いよいよ世界を制した車に乗り込む。
どんだけ~の特別な装備が満載なのか?
それとも以外と普通なのか?次週明らかに!
もちろん総額も発表。でも、これだけチューニングしていて本当に100万円で収まるのか?
来週を待つべし!!
■初代インプレッサSTiを知れ!

スバルのコンパクトセダンクラスを担う車がインプレッサ(現行型はハッチバックモデルのみ)。その中でもWRC(世界ラリー選手権)参戦を念頭に置き、スバルのモータースポーツを担当する子会社のSTI(SUBARU TECHNICA INTERNATIONA
L)がチューンしたモデルがインプレッサSTiだ。 ベースの2.0WRXが最高出力240psなのに対して、STiバージョンはチューニングや大口径マフラーなどの採用で280psまで高められた。その記念すべき第1弾は1994(H6)年1月に登場。その後、バージョンⅥまで発売。今回取材した車は、1997(H9)年9月登場のバージョンⅣとなる。グレードは1997年に国内初、3年連続マニファクチャラーズタイトルを獲得した記念に発売されたVリミテッド
◆今回の車◆
車種:スバル インプレッサ STi
グレード:2.0 WRX タイプRA
バージョンⅣ Vリミテッド
年式:H10年式
走行距離:10万5000km
車検:H21年2月
修復歴:あり
車両本体価格:68万円
支払総額:次週発表
*車両は取材時のものです。既に成約済みの場合もありますのでご了承下さい。
■今回お邪魔したお店

●ブルドック
住所:東京都中野区江原町2丁目31-12
連絡先:03-5988-3877
営業時間:(平日)9:00~19:00
(休日)10:00~19:00
定休日:なし
●答えてくれたのはこの人

営業:中村友昭さん
■HIRO君のここが重要!
●迫力のステッカーチューン
↑当時のWRC参戦時のスポンサーステッカーなどで独自のステッカーチューンが施されている。この黄色のステッカーは555をモチーフにしたもの。ちなみに555とは、インプレッサがWRCに参戦するのに際してスポンサーになっていたタバコメーカーのタバコの銘柄。ソニックブルーマイカのボディカラーはこのグレード専用色
●市販のインタークーラーを装備

↑フロントマスクの変更が行われるのはバージョンⅤから。この車は、市販品の前置きインタークーラーが設置されているので、ノーマルのフロントマスクとは若干趣が異なる。また、純正の場合は六連星フロントグリルエンブレムはチェリーレッドが装着されている
●車内換気にも使えるベンチレーター

↑WRCに参戦していた車両にはエアコンが付いておらず、その代わりにこれが付いていた。通常はベンチレーターのフードは装着されていない。前オーナーが装着したものと思われる
●ダウンフォースを稼ぐリアスポイラー

↑インプレッサSTiの象徴ともいえるのがこの大きなリアスポイラー。VリミテッドにはLEDハイマウントストップランプが内蔵されている
●軽量のFRP製トランクフードを採用

↑トランクの素材をFPRに変更して軽量化を図っている。FRPとは繊維強化プラスチックの略称。比重に対する強度の割合が大きいので、「金属より強く、アルミより軽い」材料といわれる
●日常使用でも困らないトランクサイズ

↑トランクはセダンだけあって日常使いには十分。旅行やホームセンターなどでの買い物で大きな荷物が発生しても問題はない
●スピードライン社のアルミを装備

↑Vリミテッドの純正仕様はゴールド塗装のアルミホイールとなる。
●スバル伝統のボクサーエンジン

↑スバルのお家芸である水平対向4気筒エンジンを横置きに配置。ベースは240psを発生する2.0 WRXのターボエンジン。このエンジンに、鍛造ピストンや大容量ターボチャージャー、大口径低排圧マフラーを組み込むことで280psを実現した
[REPORT/林田孝司 PHOTO/桜井健雄]
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