08/08: 第18回:走りに目覚める!?スバル インプレッサ STi《後編》
カテゴリー: セダン
『数々のチューニングが施されたSTiの
お得な総額に思わずビックリ!』の巻

編集部(以下編):意外とサマになってますよ。
HIROくん(以下H):そう?WRC出られるかな。
編:10月26日~28日まで、北海道で開催されるラリージャパンでも狙っときますか。
H:イケるかな?
編:振っておいてなんですがムリです!WRCって、FIA(国際自動車連盟)が統括する世界ラリー選手権ですからね。ラリー競技の頂点に位置する世界選手権なんですよ。
H:でも、そんなレースで優勝したなんて、この車、スゴいんやね。
■バケットシートががっちりホールド

編:なんでがちょーんのポーズなんですか?
H:違うよ、この両側からつかまれる感じを表してんの。バスケットシートの!
編:惜しい。確かにつかまれる=ホールド性が高いはあってるんですが、バスケットではなくてバケットシート。体が固定されるシートで、本格的なスポーツカーによく装着されています。これは、背もたれが可動する、いわゆるセミバケットシートですね。
■ステアリングも変更してあります

H:なんかハンドルかっこええね。
編:これも純正の装備ではないですね。momoのステアリングに交換してあります。
H:美味そうな名前。桃。
編:momoです。車でmomoといえばステアリング。イタリアの名門ブランドです。フェラーリも採用しています。
H:セレブなハンドルやん。
■これってなんのボタン?

H:エンジンが~、エンジンが~、かからへんよ~!
店員さん(以下店):これは右側にあるボタンでエンジンをスタートさせるんです。
H:おーカッコええ。未来の車みたいや。
編:スポーツカーで言えばホンダのS2000もボタン式ですね。あとはプリウスなんかもボタンですよ。最近採用する車が増えているようです。でもこのインプレッサは…。
店:前オーナーの改造です。趣味なんでしょうね。
■リモコンらしきものがついている

H:リモコン?ゲーム?見たことない機械が付いてる。
編:これはAPEXiのFCコマンダーっていう商品です。要はですね、エンジンのコンピュータ(パワーFC)を車内から調整できるんです。ブースト圧を変えたりだとか。ま、素人はイジらないほうがいいですよ。
H:兵士のような働きやをするんやね。
編:それはcommando(奇襲部隊、特殊部隊)。だいたい車で兵士みたいな働きって。
■後部座席も広々です

H:スゴいスポーツカーの割には、後部座席も広くってしっかりしてんねんな。
編:基本的にはセダンですから。買い物など日常使いに不便はないと思いますよ。
H:これなら、家族サービスと自分の走りの欲求を一気に満たせるね。
■ところで今回の総額は?

編:ということで今回の総額です。
H:おいくら万円?改造費だけでも100万円以上やからね。
店:はい、車両本体価格68万円、諸費用16万2650円です。
H:ということは、(電卓で計算)84万2650円やん。
編:ちなみにデビュー時の車両本体価格は295万円。それにチューニング代100万円と考えると。
H:395万円!うーん、84万円はお得な気がするな~。
次回は日本でのワゴンブームの先駆車、ボルボV70です
なんと団長が乗っている車、VOLVO850の後継車。
HIROくんの見立てはいかに?
乞うご期待!
■初代インプレッサSTiを知れ!

スバルのコンパクトセダンクラスを担う車がインプレッサ(現行型はハッチバックモデルのみ)。その中でもWRC(世界ラリー選手権)参戦を念頭に置き、スバルのモータースポーツを担当する子会社のSTI(SUBARU TECHNICA INTERNATIONA
L)がチューンしたモデルがインプレッサSTiだ。 ベースの2.0WRXが最高出力240psなのに対して、STiバージョンはチューニングや大口径マフラーなどの採用で280psまで高められた。その記念すべき第1弾は1994(H6)年1月に登場。その後、バージョンⅥまで発売。今回取材した車は、1997(H9)年9月登場のバージョンⅣとなる。グレードは1997年に国内初、3年連続マニファクチャラーズタイトルを獲得した記念に発売されたVリミテッド
◆今回の車◆
車種:スバル インプレッサ STi
グレード:2.0 WRX タイプRA
バージョンⅣ Vリミテッド
年式:H10年式
走行距離:10万5000km
車検:H21年2月
修復歴:あり
車両本体価格:68万円
支払総額:84万2650円
*車両は取材時のものです。既に成約済みの場合もありますのでご了承下さい
■今回お邪魔したお店

●ブルドック
住所:東京都中野区江原町2丁目31-12
連絡先:03-5988-3877
営業時間:(平日)9:00~19:00
(休日)10:00~19:00
定休日:なし
●答えてくれたのはこの人

営業:中村友昭さん
■HIRO君のここが重要!
●プレミアム度高いシリアルナンバー
↑WRCでのマニュファクチャラーズタイトルを3年連続獲得した記念の限定車がこの車。全生産台数は555台でシリアルナンバーが付いている。この車は170/555番目の車
●ホールド性の高いバケットシート

↑シートには'97WRCチャンピオン記念&STiロゴが刺繍されている。リクライニングが可能なセミバケットシート
●室内からコンピュータ制御が可能

↑パーツメーカであるAPEXiのパワーFCとFCコマンダーが装着されいている。パワーFCを車両の純正コンピュータと置き換えるだけで、各種制御やデータの書き換えが可能になる。FCコマンダーで操作ができる
●名門のmomo製ステアリングを装備

↑momoはイタリアのモータースポーツ用品名門メーカーで、日本ではステアリングが有名。直径は小さくグリップは太いのが特徴。フェラーリをはじめ、スポーツカーに純正装備されることが多い
●軽快なペダルワークが可能に

↑ペダルはSTI純正のアルミパーツに変更されている。見た目がスポーティになるだけでなく、ヒール&トゥなどのペダルワークも容易になる
●グローブボックスも市販品に変更

↑ホワイトのグローブボックスやシフトカバーは純正ではない。ノーマルの場合は黒。エアコンはオートエアコンを採用
[REPORT/林田孝司 PHOTO/桜井健雄]
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