10/17: 第27回:丸くてカワイイ!フォルクスワーゲン ニュービートル《前編》
カテゴリー: クーペ&オープン
『丸っこい形に親近感!?カワイイ姿にめろめろHIROくん』の巻 前編

編集部(以下編):今回はフォルクスワーゲンビートルの後継車「ニュービートル」です。
HIROくん(以下H):え、新しいビートルやからニュービートル?なんか安直やね。
編:ビートルは通称で正式には「フォルクスワーゲンタイプⅠ」っていうんですよ。
H:ふ~ん。じゃあこれはタイプⅡなん?
編:いえ、ニュービートルが正式名称です。
H:ふーん、ビートルってどんな意味なん?
編:カブトムシ!
H:じゃあメスやね。角ないし。
編:なんだか子供と話してるみたいな気がしてきた。
■特徴的な外観

H:しかし丸っこいね。僕も丸い体形やから親近感を覚えるな。
編:遠くからでも一発でニュービートルだとわかりますね。
H:女の子が乗ってたらカワイイやろね。
編:HIROくんが乗ってもカワイイですよ。
H:ホンマ?てへ。
編:なに照れてるんですか。ちなみに、見た目はカワイらしくて女の子向きですが、実際に運転席に座ると、意外と見切りが悪くて車両感覚をつかむのが大変ですよ。初心者や女の子は苦労するかも。
H:あかんやん!
編:そんなアナタには、じゃあ次の写真で。
H:なに、そのテレビ的な引っ張り方は?CM入るの?
■見切りが悪くても大丈夫

編:はい、運転が苦手な人にはこれ「コーナーポール」。
H:引っ張った割には普通やん。なんかコーナーポールって、おっちゃん臭くない?
編:先端についているのは、ニュービートルのマークなんですよ。カワイイでしょう。
H:でも、ずっと出っぱなしはなー。
編:あ、これ、車内のボタンで収納できます。使わないときはしまっておきましょう。
■市販品のホイールが付いています

H:お、ホイールは市販品やね。
編:OZのアルミですよ。有名なメーカーです。
H:魔法使い?
編:きれいにまとめましたね。でも、オーゼットって読むんです。残念!ちなみにサイズは205/55R16ですね。ベースグレードの2.0には純正アルミホイールは付かないのでお買い得ですよ。
■バックしゃんですか?

H:後ろも個性的や。やっぱり円が基調やね。カワイイ形や。
編:実は一番見られるのはリアですよね。対向車のフロントは凝視できないけど、前の車のリアは常に見てるでしょう。
H:確かに。バックしゃんは大切やね。
編:バックしゃんって…、説明しよう。バックしゃんとは後ろ姿美人のこと。英語のbackとドイツ語のschonを組み合わせた言葉。戦前にはやった造語なのだ!
H:車は関係あれへんやん。
編:自分で振ったくせに…。
■バックします

H:あ、ホクロがあるで。
編:そんなわけないでしょう。それはバックセンサーです。
H:それはなにさー?
編:バックするときに、障害物を感知して警告音を鳴らしてくれるんです。純正オプションですよ。
H:前はコーナーポール。後ろはセンサー。見切りが悪くても大丈夫やね。
編:目視も忘れないでくださいね。
■ハッチバックはどうやって開ける?

H:ねー、ハッチバックが開けへん。鍵穴もレバーもないよ。
編:これ、知らない人にはわからないですよね。はい。
H:こんなところに隠してたんや。
編:そうです。エンブレムをスライドさせると出現。このレバーを引くんです。
H:このエンブレムも円やね。徹底してる。
編:それじゃ開けてラゲージをチェックしましょう。
■実はクーペなんです

H:よく考えたらこの車、3ドアのハッチバッククーペなんやねー。
編:燃費低減や走行性能アップのために空気抵抗の低減だけを考えたらこの形にはなりませんよね。
H:後ろのシートを倒したら結構ラゲージ容量もあるね。
編:後席を立てたままだとちょっと狭いかも。
H:まあ、使い勝手を追求する車ちゃうよね。
次週は内装をチェック。外観と同じく、内装も個性的なのか? 期待が膨らむHIROくん。次回、そのデザインの可愛いさ に、本気で欲しくなっちゃうかも?
乞うご期待。
■ニュービートルを知れ!

カブトムシの愛称で親しまれたフォルクスワーゲンビートル(正式名称はタイプ1)。その造形をモチーフに、現代的なデザインを施したのがニュービートルだ。外観の円弧を描くデザインが特徴的で、"円"のデザインはメーターバイザーやエアコンの吹き出し口など、インテリアにも生かされている。ボディにはレーザー溶接技術を利用したセーフティセル構造を採用。高強度な金属板や補強材を適所に採用し高い剛性を実現した。
ビートルと大きく違うのは駆動方式で、ビートルはポルシェと同じRR(リアエンジン・リア駆動)だったが、ニュービートルはFF(フロントエンジン・フロント駆動)を採用している。エンジンは2L水冷直4SOHCと、1.8L直4DOHCインタークーラーターボの2ユニットに4ATを組み合わせる(ターボは5MTあり)。プラットフォームはゴルフⅣと同じで、エンジン、足回りも共通している。乗り心地はゴルフを想像してもらえるといいだろう。
ただし、ニュービートルはゴルフほどの使い勝手は良くない。デザインが最重要視なので、ファッション性に富んだ車と割り切ったほうがいいだろう。
◆今回の車◆
車種:Volkswagen ニュービートルグレード:2.0
年式:2000年式
走行距離:4万6000km
車検:2年付き
修復歴:なし
車両本体価格:85万9000円
支払総額:次週発表
*車両は取材時のものです。既に成約済みの場合もありますのでご了承下さい
■今回お邪魔したお店
●カープロジェクト
住所:埼玉県越谷市七佐町7-290-1連絡先:048-967-4820
営業時間:10:00~20:00
定休日:水曜日
●答えてくれたのはこの人

営業:横山知章さん
■HIRO君のここが重要!
●どこから見ても丸い外観


↑デザインの基本は円。真横から見ると円を二等分したような半円のフォルム。キャビンを構成する大きな半円を中心に、フェンダーを構成する小さな半円をその前後に重ねた造形が特徴的。正面から見た姿も、ボンネットフードやフロントガラスに大きな曲面が与えられており、旧型の面影が見て取れる。サイズは全長4090x全幅1730x全高1500(mm)
●運転補助のコーナーポール

↑フェンダーが丸みを帯びており先端が見えづらい。車内からの見切りは良くないので、コーナーポールが付いている車はありがたい
●OZのアルミホイール

↑OZはイタリアの自動車部品メーカー。ブランドである「OZ Racing」はF1にもホイールを提供している
●あまりにも有名なエンブレム

↑VWのエンブレムは、Volks Wagenの頭文字のVとWを図案化したもの。ちなみにVolksは「国民の」 Wagenは「自動車」という意味
●ラゲージスペース

↑ニュービートルはゴルフⅣと同じプラットフォーム。しかし、デザインモチーフのビートルはRRレイアウトのため、FFレイアウトのゴルフをアレンジし直している。これによって、ラゲージスペースの容量などが犠牲になった
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