01/16: 第39回:山椒は小粒でもぴりりと辛い スマート クーペが登場《前編》
カテゴリー: クーペ&オープン
『大きなHIROくんがとっても小さな車とご対面』の巻 前編

HIRO君(以下H):ガォー。小さい車。たーべちゃうぞー!
編集部(以下編):はい、遠近法を使って撮影してます。
H:これだけ小さいと、新車時の価格も安いんやろね~。5万円くらい??
編:この車の新車時価格は130万円 。もともとは時計で有名なスウォッチ社とダイムラー・ベンツ社の合弁会社であるMCCから発売されていたんです。
H:おー、つまりM・ベンツの兄弟分やね。あなどりがたし。
■どっちが大きい?

H:これ、ボクの体で隠れるんちゃう?
編:さすがにそれはムリみたいですよ。でも写真だけ見たら、HIROくんがすごく大きく見える。
H:いやいや、車が小さく見えるにしといてよ。
編:ちなみに車両重量は750kg。HIROくんよりちょっと重いぐらいかな。
H:ちょっとなわけないやん。一応ボクの体重は160~180kg。この車は約4倍やで。
■キーワードはベンツ&ポルシェ

編:スマートのエンジンは「ポルシェ&ベンツ」
H:えー、なんかスゴそうやね。わくわく。
編:まずはポルシェ。ポルシェといえばRR(リアエンジン リア駆動)。そしてスマートもRRなんですね。
H:リア…。ディゾン?
編:ある意味、輸入つながりで。っていいから。RRはリアにエンジンがあって後輪が駆動する方式です。
H:ベンツは?
編:エンジンに刻まれた文字を見てください。「Engineered by Mercedes-Benz」。M・ベンツがスマートのために開発したエンジンなんです。
H:これ、話のネタになるね。ええんちゃう。
■2トーンカラーには意味がある

H:このテールランプは可愛いね。独特やし。
編:スマートクーペ専用で赤・白のコンビネーションになってます。視認性は高いですよ。
H:このツ2トーンカラーもオシャレでええやん。
編:これはオシャレだけじゃないんです。その他にもポリカーボネイト製なので軽量であるということ。9枚のボディパネルから構成されているため、破損時にそのうちの1枚だけ交換できることなどたくさんの利点があるんですよ。
H:ボクも2トーンカラーにしたら軽量化できる?
編:できません。
■クラッシュ クラッシュ

編:フロントとリアは衝撃吸収構造になってます。15km/h以下の衝突ではフレームに損傷を与えることはありません。
H:じゃあボクがぶつかっても大丈夫かな。はっけよーい。
編:やめてもらえますか。多分凹むと思うんで。ところで、なんでペットボトル持ってるんですか?
H:いや、パーツにリサイクル可能材を多用してるからね。それを表現してみたんよ。
編:お、なかなか詳しいですね。
■荷物もラクラク出し入れできます

H:リアウインドウが開くのは便利でええね。ちょっとした荷物ならすぐ出し入れできるよ。
編:テールゲートは下まで開くので大きな荷物もラクに積めますね。
H:ちょっとした買い物とかに使いたいサイズの車やから、このあたりの使い勝手は大事なところやね。
編:おー、マトモな意見ありがとうございます。
■室内に移動、乗れてよかった

編:無事に乗れましたね。シートはどうですか?
H:適度に硬くて座り心地はええよ。お、助手席を倒したら後ろにドリンクホルダーがあるで。遊び心があるなー。
編:このシート、ヘッドレストは一体型です。頭が当たる部分はネットになっていて通気性も高いですよ。
H:それ嬉しいな。特に夏。頭が蒸れるんよ。
編:三段腹ならぬ三段後頭部ですからね。
H:携帯電話もはさめるでー。
次週は車内に乗り込んで内装チェック。狭すぎて最後までチェックできるか不安ですが…。でもHIROくんが快適なら、ほとんどの人は快適に乗れるはず。
HIROくんのジャッジはいかに。そして総額はおいくらに。
乞うご期待!
■スマート クーペを知れ!

車に3人以上で乗ることは少ないというデータをもとに、乗車定員を2名と割り切って開発されたシティコミューターがスマートだ。日本ではスマートクーペとして2000年12月に発売が開始された。2人乗りのため全長は2560mmに抑えられ取り回しが良く、全幅は軽自動車の制限を超える1515mmあるので居住性が良い。時計のスウォッチで有名なSMH社がデザインした内外装も個性的だ。エンジンは598ccの直3SOHCインタークーラーターボを搭載。これにMT操作も楽しむことができる「SOFTOUCH(ソフタッチ)」と呼ばれる6ATが組み合わされる。全高が高いことやホイールベースが短いことから走行安定性が不安視されるが、それを補うためにTRCやESPなどの電子デバイスを採用。安全性能も充実している。
◆今回の車◆
車種:スマート クーペグレード:ベースモデル
年式:'00年式
走行距離:0.5万Km
車検:09(H21)年6月
修復歴:なし
車両本体価格:69万円
支払総額:次週発表
*車両は取材時のものです。すでに成約済みの場合もありますのでご了承ください
■今回お邪魔したお店
●アイランドASK
住所:神奈川県横浜市青葉区鉄町78-1連絡先:045-308-2290
営業時間:10:00~19:00
定休日:年中無休
●答えてくれたのはこの人

店長:柴谷圭吾さん
■HIRO君のここが重要!
●このサイズでも軽じゃないんです



↑全長:2560mm、全幅:1515mm、全高:1550mm、ホイールベース:1810mm。スマートクーペは全幅が軽自動車の規定を超えるので普通自動車として登録される
●環境に優しい高燃費

↑排気量は598cc。直3SOHCインタークーラーターボを搭載。10・15モード燃費は19km/Lと好燃費
●見た目だけじゃない2トーンボディ

↑スマートの2トーンボディはトリディオン・セーフティセルと9枚のボディパネルで構成。ポリカーボネイト製のボディパネルは軽量なだけでなく、柔軟で傷つきにくい
●2分割式の便利なテールゲート

↑テールゲートは上下2分割式。ゲートの下にはエンジンが配置されている
●意外に広いラゲージ

↑イスを立てた状態での容量は150L(VDA方式)。助手席を倒せば363Lまで増え、長尺物も積むことができる
●強化スチール製バックレスト

↑ヘッドレストと一体型になった強化スチール製バックレスト。追突時には効果的に変形し衝突エネルギーを吸収する
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