10/31: 第29回:ついに登場!あの伝説のGT-RにHIROくんも興味津々《前編》
カテゴリー: クーペ&オープン
『ついに伝説の名車が登場!!青春時代に憧れた車にHIROくんノスタルジック』の巻 前編

編集部(以下編):世界的に有名な3つのアルファベットがあります。G、T、Rがそれです。
HIROくん(以下H):なにそれ?
編:2001年の東京モーターショーでのカルロス・ゴーン氏の言葉ですよ。これ「NISSAN GT-R」の正式復活の狼煙(のろし)になったんです。ということで、今回は、GT-R復活記念。同じく平成元年に16年ぶりの復活を遂げたR32型スカイラインGT-Rです。詳しい車種解説は「スカイライン GT-Rを知れ!」を読んでくださいね。
H:安田大サーカス的に有名な4つのアルファベットがあります。H、I、R、Oがそれです。
編:話、聞いてました?
H:いや、今回やけに熱いからちょっとボケてみようかなと…。
■世界に名だたるエンブレム

編:このGT-Rバッジ。憧れましたね。
H:実は、昔、アニキが乗っててん。だから懐かしい感じやね。
編:そうなんですね。当時のファンは畏敬の念を込めてこのGT-Rバッジを…。
H:今日、熱いね。
編:伝説の車ですから。はい。
■スカイラインの代名詞

H:スカイラインと言えば、この丸目4灯のリアランプやね。
編:新しい「NISSAN GT-R」にも受け継がれていますよ。もはや記号化してますね。
H:確かに、後ろ姿でわかるもんな。
編:そういった意味ではHIROくんも後ろ姿でわかりますよ。
H:褒めてんの?バカにしてんの?
■切れ長お目々がピカッ

H:切れ長でかっこいいヘッドライトやね。うわっ、まぶし。なんで急にライトつけるの?
編:このヘッドライトにもスカイラインの歴史が見て取れるんですよ。実はこれモチーフは初代スカイラインGT-Rなんです。
H:ふーん、僕にじいちゃんやひいじいちゃんの面影があるみたいなもんやね。
編:合ってるような、合ってないような。まあ、歴代の遺伝子というところでは同じかな。
■当時最強を誇ったエンジンです

H:エンジンルームきれいやね。なんかすごく部品が詰まってて、心臓部って感じやな。
編:これは当時としては桁違いのエンジンだったんですよ。
H:確か280馬力やろ。今からするとたいしたことないんやね。
編:レースでは600馬力を可能にするエンジンなんですよ。市販車はいわば「ディチューン」されたもの。排気量が2.6Lと中途半端なのも、レースで戦うライバルの3Lターボ車に対するアドバンテージを確保するためといわれています。いわば、レースを見据えたエンジンなんですよ。たいしたことないなんて~ GT-Rにあやまれ。
H:えー、じゃあ、すんませんでした。
■足回りだって凄いんです

編:エンジンだけじゃないですよ。エンジンのポテンシャルを受け止めるだけの足回りがあってこそです。
H:ボケを生かすはツッコミ次第ってことか。
編:わかりづらいけど、あながち間違ってないですね。とにかく、レーシングマシンの世界トップクラスを誇る運動性能をもっていたからこそ、あのエンジンが生かされたんです。
H:なるほど、バランスって大事やね。ところで、編集さんは僕を生かしてくれてる。
編:バランス、悪いですか?
■空も飛べるはず…ありません

編:何してるんですか?疲れてカラダ伸ばしてる?
H:ちゃうよ。ウイング(リアスポイラー)をカラダ全体で表現してるの。ほら、羽根やん。飛んでいきそうやろ。
編:うーん、ちょっと(体重が)重すぎるかな。もちろん、GT-Rのリアスポイラーでは空は飛べませんから。ちなみにこのリアスポイラーは標準装備です。
H:そういえば、GT-Rの後ろ姿って、このウイングが印象深いよな。ビシッとして見えるし。でも、空を飛べないなら何のために付いてるんだ?
編:それは右側の解説を見てください。
■大きく口を開けてます

H:がおっ。がおー。
編:なに張り合ってるんですか?
H:いや、えらい大きく口が開いてるから。
編:GT-Rの特徴の一つ、大型インタークーラーのエアダクトですね。ターボやスーパーチャージャーに過給された空気は急激に圧縮されるから熱をもつんです。インタークーラーはそれを冷却する役目なんですが、GT-Rのツインターボにはこれくらいの大きさが必要なんですよ。
H:口を開けたら涼しくなるの?ハァ、ハァ。
編:なんか犬っぽいですね。
次週はいよいよ車内に乗り込んでのチェック。戦闘機のコックピットにたとえられる運転席に、HIROくんの巨体は無事収まるのか?
また、伝説の車は100万円で購入できるのか?
次回、すべてが明らかに。しばし待つべし。
■スカイライン GT-Rを知れ!

73年以来16年ぶりとなる復活を遂げたR32型スカイラインGT-R。当時のグループAレースに勝つために開発され、全日本ツーリングカー選手権シリーズでは29連勝を記録するなど、あまりに強すぎてライバルが次々と撤退する事態となった。ベース車より60mm幅広となるブリスターフェンダーに加え、専用のフロントスポイラー&リアスポイラーを採用して、GT-Rならではのフォルムとなっている。エンジンは2.6Lの直6に、インタークーラー付きツインターボチャージャーを装着。日本車としては当時最強の280psを実現した。
◆今回の車◆
車種:日産 スカイライングレード:GT-R
年式:H6年式
走行距離:8万km
車検:車検整備付
修復歴:あり
車両本体価格:75万円
支払総額:次週発表
*車両は取材時のものです。既に成約済みの場合もありますのでご了承下さい
■今回お邪魔したお店
●オートセレクション16号本店
住所:埼玉県上尾市瓦葺2888-1連絡先:048-723-9321
営業時間:10:00~20:00
定休日:年中無休
●答えてくれたのはこの人

営業:松坂洋一さん
■HIRO君のここが重要!
●This is GT-R

↑初代であるスカイライン2000GT-R(PGC10型)から脈々と受け継がれるGT-Rエンブレム。「R」はレースを意味し、レースに勝つためのマシンとして位置づけられていた
●スカイラインの証といえば…

↑4代目であるいわゆる「ケンメリスカイライン」で初登場した丸目4灯リアランプ。この後代々受け継がれ、スカイラインのアイデンティティとなった
●切れ長ヘッドライト

↑ヘッドランプは横長のレンズカバーに覆われた4灯式。中の丸いライトが初代の丸形ライトを彷彿させる
●当時最強を誇った直6エンジン

↑2.6Lの直列6気筒エンジンに、セラミックス製インタークーラー付きツインターボチャージャーを装着。当時の日本車では最強の280psを誇った。この直列6気筒がノーズの長い独特のフォルムを作り出している
●最強のエンジンに耐えうる足回り

↑電子制御トルクスプリット4WDの“アテーサE-TS”をはじめ、専用チューンのハードサスペンション、メカニカルLSD、E-TS、スーパーHICAS、4輪ABS、クーリングホール付き大径ベンチレーテッドディスクブレーキ、鍛造アルミホイール、225/50R16の大型タイヤ、4輪マルチリンクサスペンションなどを装備していた
●リアスポイラー(ウイング)の効果とは

↑リアスポイラーはダウンフォースを得てタイヤを接地面に押しつける力を発生させる。ブレーキング時や高速コーナリング時の安定性をアップすることができるエアロパーツ。また、車体の後ろに発生する渦を抑え、気流を受け流す整風効果もある
●大型インタークーラーの吸入口

↑タービンで圧縮されて高温になった空気を、この吸入口によって走行風をインタークーラーに直接当てることで冷やす。これによって吸入気の密度が上がるので、ターボやスーパーチャージャーの力を発揮しやすくなるのだ
※当サイトに掲載されている記事の本文、イラスト、写真等の無断転載を禁じます。


