07/04: 第13回:HIROくんも思わず飛び立つ!?トヨタ プリウス《前編》
カテゴリー: セダン
『21世紀に間に合いました。
HIROくんエコに目覚める!?』の巻 前編
編集部(以下編):当時のプリウスのCM覚えてますか?「21世紀に間に合いました」って名コピーがあったでしょう。手塚治虫先生のキャラクターがたくさん出てて。あれ、なんのポーズですか?それ?
HIROくん(以下H):アトムのつもりなんやけどね…。
編:なんだか重くて飛ばなそうですね…。その代わりにプリウスで陸を走りましょう。
H:上手くないけどね。それじゃ、さっそく見に行こうか。
■頂きました~。★3つ
H:え、なんか美味しいもんあんの?
編:確かに「ちゅ~ぼ~ですよ」の堺正章さんみたですが、残念ながら食べ物ではありません。これは、超-低排出ガスシールです。エコな車ってことですね。
H:えーこ(よい子)なんやね~。
編:えー、これでいいの。なんつって。あれ、わかんない?「えーこれで→エコれで」って、なんかこっちがスベったみたになってる。
■プリウスの心臓部を直撃
店員さん(以下店):これがプリウスのエンジン部です。右側に見えるのがハイブリッドシステムですね。
H:これで排気ガスが少なくなったり燃費が良くなったりするんやね。すごいな~。
店:ハイブリッドシステムは、コンピューターにつないで故障がないかを判断するんです。エンジンの正確な回転数や、アクセルを踏み込んだときにどれくらいスピードがでているのか、あとは各種システムがきちんと作動しているかなどをチェックしてますね。この機械はトヨタのディーラーにしか置いてません。
編:人間ドッグみたいなものですね。HIROくんも、検査に行った方がいいかも。
H:大丈夫、「ミラクル★シェイプ」で30kgダイエット成功したし。へへ。
※HIROくんは、日本テレビ系「ミラクル★シェイプ」(日曜日 10:55~11:25)でダイエットに挑戦中
■バッテリーはこんなところに
店:プリウスはトランク部にバッテリーがあるんですよ。
H:うわっ、でかっ。
編:いや、HIROくんもデカイですから。
店:これでも後期型からは小型化されていているんですよ。
編:奥がモーター部のバッテリー。横にある小さいのは電気系統を動かすバッテリーですね。
■スルーします
H:おお、後部座席からトランクが見えるよ。
編:後部座席が倒れて、トランクスルーになります。
H:これならいちいち降りなくても、トランクの荷物がとれて便利やね。
編:バッテリーが小型化されたことで、前期型よりトランク容量もUPしてますよ。
H:これなら人が乗れるんちゃう。
編:それ、道交法違反ですから…
■空気を切り裂き、飛べHIROくん!
編:また、アトムですか?
H:ちゃうよ。空気抵抗の良さを表してるの。
編:そうか、プリウスは一見すると普通のセダンですが、燃費効率を上げるために空気抵抗も考えられてるんでしたね。で、具体的には?
H:それは、あれですよ。スッとしてるやろ。スッと。
編:いや、その説明がスッとしすぎでしょう。
■タイヤだって燃費の事を考えてます
H:アルミホイールを履いてるんやね。カッコええやん。
編:このホイールも超軽量なんですよ。タイヤは低転がり抵抗タイヤです。
H:そうか、エンジンだけやなくて、空気抵抗やタイヤにも工夫して、10・15モードで、29km/lという低燃費を実現してるんやね。
編:えー、なんでここだけ詳しいの。それって、こっちのまとめ台詞なのに。
■前期と後期で顔が違います
H:顔つきも未来っぽいね。なんかヘッドライトも大きいし。このボンネットの線(鈑金処理)はなんか触覚ぽいけど。
編:ヘッドライトの大きさにかけてお目々ぱっちりで写ってるんですね。ちなみに初代プリウスは前期型と後期型で顔が結構変わるんですよ。後期型の方が未来っぽいですね。ってあれ?HIROくん。
H:あっちに展示してある前期型見てきた。確かに後期型の方が未来っぽい。
編:じゃあその違いは右側で。
次週はいよいよ車内に乗り込んでのチェック。7年前の車なのになんだか近未来的なプリウス。ブログさえも手書きのアナログHIROくんは、いったいどういう反応を見せるのか?そして、このハイテク車は本当に100万円以内で買えるのか!
次回、全てが明らかに。しばし待たれよっ!!
■プリウスを知れ!

電動モーターとエンジンを併用した世界初のハイブリッドカーで、高い経済性と低排出ガスを実現させたコンパクトセダン。
車高を高く設定した室内は、大人5人がゆったりとできるだけの余裕があり、パッケージングに関しても当時のコンパクトセダンからは一歩先んじていた。
安全装備も、前席SRSエアバッグやABSなどが標準で装着されるなど、当時としては画期的。とにかく先進的な一台だった。
今回取材した車は後期型。バンパーなどのデザインを変更するとともに、エンジンやモーターがパワーアップされている。
◆今回の車◆
車種:トヨタ プリウス
グレード:1.5S
年式:H12年式
走行距離:5万2000km
車検:車検整備付
修復歴:なし
車両本体価格:79万円
支払総額:次週発表
*車両は取材時のものです。既に成約済みの場合もありますのでご了承下さい。
■今回お邪魔したお店

●東京トヨタ自動車 U-car蒲田
住所:東京都大田区東矢口3-19-12
連絡先:03-3733-5581
営業時間:9:00~19:00
定休日:火曜日
●答えてくれたのはこの人

営業担当:小沢信宏さん
■HIRO君のここが重要!
●エコカーの証拠の★印↑今回取材したプリウスが、平成12年基準で有害物質を75%以上低減していたので、当時の基準で張ってあったこの★3つのシール。現在は平成17年度燃費基準が採用されている
●これが新世代エンジンのカタチ
↑最高出力58psを発生する1.5Lの直4エンジンと30kWのモーターを組み合わせ、状況に応じて片方、あるいは両方を作動させる。H12年のマイナーチェンジではハイブリッドシステムが進化。エンジンを72ps、モーターを33kWに引き上げ、モーターだけで最高65km/hで走れるようになった
●ハイブリッドの心臓・バッテリー
↑前期型のモーターバッテリーは、年1度の点検を条件に永久保証がアナウンスされている。しかし、今回取材した後期型には適用されず、交換の場合には30万円程度必要。インパネ内に「カメ」のアイコンが何度も点滅するようなら要確認
●長尺物もOKのトランク
↑後期型からは後部座席が独立可倒式に変更。長尺ものが積みやすくなった
●セダンとしては秀逸な空力
↑具体的な数字でいうと、プリウスのCD値は0.30とスポーツカーレベル。CD値(Coefficient of Drag)とは 抗力係数と呼ばれ、空気によって受ける抵抗の度合いを表す
●後期型はバンパー一体型
↑平成12年は流通量が多い。しかし、マイナーチェンジのタイミングで前期型と後期型が入り交じっているので見分けることが必要。一番わかりやすいのはフロントマスク。バンパーが一体型となり、ヘッドライトの形状も変わっている
[REPORT/林田孝司 PHOTO/桜井健雄]
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