『北欧を代表するブランド・ボルボに
  ワゴンブームの源流をHIROくんが見た!』の巻



編集部(以下編):今回は「安田大サーカス」には因縁浅からぬ車を選んでみました。
HIROくん(以下H):あ、これ団長の車の後継車種や。
:団長は850に乗っていると聞きまして。このV70は850に大幅な改良を加えた車です。
H:団長のためにもしっかりチェックしとこうっと。

ボルボのシンボルマークです

:この垂直に切り立つラジエターグリルは、ボルボの特徴的なデザインなんですよ。
H:BMWの鼻みたいなもんやね。
:あれは『キドニーグリル』って呼ばれていて、腎臓の意味なんですけどね…。
H:輸入車って伝統的なデザインが残ってることが多いよね。それはええ感じやね。

こんなところにもワイパーが

H:ヘッドライトにもワイパーが付いてる!アジャパー。
:「アジャパー」って、1950年代の流行語ですね。驚いた時に使う言葉で、喜劇俳優の伴淳三郎が…。
H:なんでここにワイパーがあるかを説明してくれへん?
:北欧でしょう。お国柄、雪が積もると大変なんですよ。ライトが暗くなっちゃって。
H:なるほどね。飾りじゃないんやね。ちっちゃくて可愛いけど、ちゃんと意味があるんや。

お空がとっても気持ちいい

H:屋根の上に穴が開いてる。あかんよ~。
:…って、これサンルーフですから!と、下手なボケとつっこみですみません。
H:「スミマセン」じゃなくて、これ、たばこを吸う人には助かる装備やねんな。窓を開けなくてもいいし。
:サンルーフは、ナビやホイールみたいに簡単に後付けできませんからね。
H:たしかに。じゃあ、欲しい人は最初から「サンルーフあり」の条件で探さないとね。

実は縦型テールランプの元祖?

:この縦型テールランプ、ボルボの特徴的なデザインの一つなんですよね。
H:え、なにが?結構普通な感じやけど。
:普通だって思えるようになったのは、このボルボの人気によって、縦型テールランプが日本で広く認知されたからとも言えるんです。
H:えー、じゃあボクのステップワゴンが縦型なのもボルボのおかげか。ありがとー。
:それとこれとは直接関係ないかもしれませんが。新しいデザインを提案したのは間違いないですね。

試乗ができないのでエンジンを入念にチェック

H:車検が切れているから、公道で試乗はできないね。
:その分、しっかりとエンジンのチェックをしましょう。
H:エンジンルームはキレイやね。走行距離が10万kmを超えてるからタイミングベルトもチェックしておきたいな。
:エンジンに異音・異臭、変な振動がないかもここで確認しておきましょうね。

実用性が高いラゲージルーム

H:広いな~。フラットになるから横にもなれるし。これなら、ちょっとした休憩にも使え…ZZZ。
:ダブルフォールディングでフラットにすれば、HIROくんでも寝転がれるほどの広 さ。タイヤハウスは少し出っ張てますが、床下にも収納スペースがあるから実用性は高そう。
H:ワンタッチでフルフラットにできないから、倒すのにはちょっと時間がかかるかな。
:あ、起きてたんだ。

来週は実際に乗り込んで内装チェック。安全性がウリのボルボだけに、HIROくんも驚きの機能がいっぱい。

次週、お楽しみに!!
ボルボ V70(旧型)を知れ!
ボルボ V70(旧型) 車種紹介
 ボルボ車の中核をなすアッパーミドルクラスのステーションワゴンがV70。850シリーズを名乗っていたモデルが、1997年のマイナーチェンジによりV70と名称を変更した。ちなみに車名の「V」はバーサティリティ(多様性)を意味し、乗る人すべてが快適であることを重視した設計となっている。
 特徴は実用的な機能面。後席をフラットにできる広い荷室や人間工学に基づいたシートなど、ユーティリティに関する部分が強調されることが多い。
 エンジンバリエーションは、はすべて横置き直列5気筒で、10バルブ・140psのNA、20バルブ・170psのNAと、193psのロープレッシャーターボ、240psのハイプレッシャーターボの計4種類がラインナップされた。
 今回取材したのは、’97年式の旧型で850からモデルチェンジした直後の車

今回の車
車種:ボルボ V70
グレード:2.5 20V
年式:’97年式
走行距離:12万km
車検:車検整備付
修復歴:なし
車両本体価格:39万円
支払総額:次週発表

*車両は取材時のものです。既に成約済みの場合もありますのでご了承下さい

今回お邪魔したお店
クラフト
クラフト

住所:東京都世田谷区上馬4-41-4
連絡先:03-5430-0044
営業時間:10:00~20:00
定休日:年中無休

答えてくれたのはこの人
宍倉義幸さん
社長:宍倉義幸さん


HIRO君のここが重要!
これぞボルボ!伝統のエンブレム
ボルボ V70 エンブレム
↑スウェーデンでは、右斜め上を指す矢印のマークは「製鉄」を意味する。これをフロントグリルに付けるため、右上から左下へ向かって走る対角線状のアタッチメントバーが採用された。このバーは実用的な理由から取り付けられたものだったが、今では、最もボルボを象徴するエンブレムとなっている

雪国ならではの装備
ボルボ V70 ヘッドライトウォッシャー&ワイパー
↑ヘッドライトウォッシャーとワイパーは全車に標準装備。ちなみに、M・ベンツなどにも装備されていたが、最近では高圧ヘッドランプウォッシャーに取って代わられており、最新型のV70には装備されていない

20Vはサンルーフを標準装備
ボルボ V70 サンルーフ
↑今回紹介している20Vには、サンルーフが標準で装備されている。しかし、廉価グレードの2.5にはサンルーフの標準装備、およびオプション設定がないので注意

縦型テールランプの開祖
ボルボ V70 リアコンビネ-ションランプ
↑縦型テールランプの元祖としては、トヨタカリブといった説もあるが、デザインとして確立し、世の中に広めたのはボルボといっても過言ではない

必要十分な出力のエンジン
ボルボ V70 エンジン
↑エンジンは2434ccの自然吸気、直列5気筒のDOHC。最高出力/回転数は170ps/6100rpm。最大トルク/回転数は22.4kg・m/4700rpm。高速走行時の安定性が高く、どっしりとした乗心地が味わえる

大きな荷物も余裕のラゲージ
ボルボ V70 ラゲージ
↑リアシートは2:1の左右分割可倒式なので、片方だけを倒して3人乗りといった使い方もできる。リアシートを倒しフルフラットにすれば、容量は1580Lになる


[REPORT/林田孝司 PHOTO/桜井健雄]

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