車検を通すことは可能ですが、保安性の面からも法定24カ月点検は受けましょう

車検と同じタイミングで、車の使用者に義務づけられている法定24カ月定期点検整備ですが、平成6年の規制緩和により、車検合格後でも点検が実施できるようになりました。つまり、車検前に法定24カ月定期点検整備を行っていなくても後整備を申告することで車検が受けられるということです。合格後、改めて認証工場などで点検整備を実施することになります。

この場合、運輸支局から法定24カ月定期点検整備に関するアンケートハガキが届く場合がありますが、実際に点検整備を行ったかどうかの申告の必要性や、行わなかったからといって罰則があるわけではありません。なぜなら法定24カ月定期点検整備はユーザーに義務づけれられているもので、行うことが当たり前だからです。ですから、極論を言えば、前回の車検で法定24カ月点検を行っていなくても車検を受けることは可能です。

しかし、その車検にもし通ったとしても、それは「その日たまたま通った」と考えるべきでしょう。なぜなら車は何も点検整備しなければ、いつ壊れてもおかしくないものだからです。法定24カ月定期点検整備はユーザーの義務ですし、車検はあくまでも現時点で保安基準に適合しているかどうかを検査するだけです。車検後の帰宅途中にブレーキが壊れたとしても「車検は通っている」のです。保安性を考えれば、法定24カ月定期点検整備は必ず受けておくべきものなのです。