新車価格が高いと中古車価格も高い?
実は中古車の場合そうとも言い切れない
人気が左右する中古車相場、その裏を読めば
さらにバリューなクルマが見つかる!
MINIVAN ミニバン
ODYSSEY ■ホンダ オデッセイ(現行型)
人気: 2.4アブソルート
ホンダ オデッセイ(現行)|人気モデル狙いのベストグレード
狙い目: 2.4M エアロパッケージ
ホンダ オデッセイ(現行)|人気モデル狙いのベストグレード
より迫力あるエアロに加え
乗り心地の良さも手に入る
オデッセイの売れ筋グレードといえば、アブソルート。エアロをまとい、専用チューンの足回りが採用されている走りのグレードだ。しかし人気ゆえ相場は高め。特にコンディションの良い高年式車はかなりの出費が伴う。そこで注目したいのがMエアロパッケージ。アブソルート以上に押し出し感の強いエアロを装着しながら、街乗りで気持ち良さを感じることができるモデルだ。価格も安く、バリュー度はかなり高い。
ここを我慢!
アブソルートは可変ステアリングシステム(VGR)もチューン済み。2.4Mになるとステアリングのクイック感は薄れる
●トランスミッション ●エンジン
操る楽しさは同様だが普段ラクなのはこっち
アブソルートは5ATで、Mエアロパッケージは7段MTモード付きのCVTになる。どちらもMTモードが付くが、オートモードでのスムーズさはCVTに軍配が。快適性重視なら人気のアブソルートを選ばなくてもよいということになる
パワーでは劣るものの燃費性能では勝る
エンジンは同じ2.4Lの排気量ながら、アブソルートは200馬力仕様、Mエアロパッケージは160馬力仕様だ。パワフルさがウリのアブソルートだが、パワーよりも燃費やレギュラー仕様にこだわるなら後者のほうが狙い目だ
●インパネ ●足回り
長く過ごす室内の細かな装備も異なる
人気のアブソルートはブラック基調のスポーティなもの、対してMエアロパッケージは茶系の木目調パネルとグレーの内装色が落ち着きのある雰囲気を醸し出している。インテリアだけとっても好みが大きく分かれるところだ
普段の乗り心地の良さと経済性で差が出る
アブソルートはスポーティな足回りに18インチという仕様。対してMエアロパッケージはノーマルサスに16インチ。乗り心地の良さが大切ならMエアロパッケージとなる。またタイヤ代など維持費でも両者の違いは出てくる
●装備  
街乗りで燃費向上に貢献する装備が備わる
装備も重要なポイント。アブソルートでは高速走行で燃費向上に役立つクルーズコントロールを装備。対してMエアロパッケージは街乗りで燃費向上に期待ができるエコノミーモードが付くなど、燃費向上の考え方も異なる
 
icon_popup.gifカタログを見る  icon_popup.gif中古車相場表  icon_popup.gif中古車を探す



ALPHARD ■トヨタ アルファード(現行型)
人気: 3.0 G MS
トヨタ アルファード(現行)|人気モデル狙いのベストグレード
狙い目:3.0 G MZ
トヨタ アルファード(現行)|人気モデル狙いのベストグレード
人気モデルMSと同価格帯で
豪華仕様のMZが圏内に!
ミニバン系の人気はエアロ付きモデルに集中する。アルファードも3LのMSなどエアログレードが人気だ。しかし中古車で狙うなら、最上級グレードであるMZに注目。エアロと17インチホイールを引き換えに、デュアルパワースライドドアや運転席電動シート、クリアランスソナーや電動カーテンなどが標準装備となる。またタマ数は少ないがGエディションを選べば、本革シートまで手に入る。それでいて相場は人気車と同水準で買い得感がある。
ここを我慢!
押し出しの強いエアロパーツがなくなり、1インチダウンとなる16インチのホイールが装着される。この点をよく考えておこう
●室内装備がより一層充実する ●リアスライドドアはオートに
MZになると運転席に電動調整機能が付くほか、リア5面のガラスを覆う電動カーテンも標準装備される。快適性はかなり変わってくるはずだ リアのスライドドアは両側ともオートになる。MSには約13万円のオプションとして用意されている装備が標準化されている
●余裕があればGエディションを  
もう少しだけ予算に余裕があるならぜひMZのGエディションもチェックしてほしい。インテリアはもう走る応接間。豪華さが違う!
icon_popup.gifカタログを見る  icon_popup.gif中古車相場表  icon_popup.gif中古車を探す



NOAH/VOXY ■トヨタ ノア/ヴォクシー(旧型)
人気: X Gセレクション
■トヨタ ノア/ヴォクシー(旧型)|人気モデル狙いのベストグレード
狙い目:X
■トヨタ ノア/ヴォクシー(旧型)|人気モデル狙いのベストグレード
あえてX Gセレクションを外し
走行距離の少ないXを狙う
XのGセレクション、これが旧型ノアの一番人気グレード。新車時に数多く売れたことから現在中古車の流通台数も豊富なグレードだ。ところがこれもベストグレードとは言い切れない。というのも、このグレードの中古車は大半が5万km以上走行した物件。年式を考えれば普通だが、ベースグレードであるXを見てみると、2万km以下の物件も豊富で、しかも安い!長く乗るつもりなら、あえてグレードダウンをしてみるのもアリ。
ここを我慢!
人気装備のフォグランプ、電動スライドドアが付かないグレードになる。どうしても欲しい装備か、よく考える必要がありそう
●少走行車が多いので安心 ●後期型も安く買える
X GセレクションよりXのほうが少走行車が多い。130万円くらいの予算があれば、1万km台の物件も十分狙える。長く乗る予定ならおすすめだ ノアは2005年のマイナーチェンジでミッションがCVT化されている。燃費向上にも一役買ってくれるCVT搭載の後期型もXなら安く手に入る
●即戦力のナビ付きも多い  
X Gセレクションが35台、Xが67台と流通量に比例してナビ付きの物件もXのほうが多い。すぐに遊びに行ける愛車を手に入れたいならやはりXだ
icon_popup.gifカタログを見る  icon_popup.gif中古車相場表  icon_popup.gif中古車を探す



ESTIMA ■トヨタ エスティマ(現行型)
人気: 2.4アエラス
トヨタ エスティマ(現行)|人気モデル狙いのベストグレード
狙い目:3.5アエラス
トヨタ エスティマ(現行)|人気モデル狙いのベストグレード
新車時の価格差が中古車ではわずか!
ここは迷わず3.5Lモデルを選択
エスティマの人気グレードは、中古車流通量が最も多いことからもわかるように2.4Lのアエラスだ。しかしこのモデルのベストグレードは、実は3.5Lのアエラスのほう。排気量が上がることでパワーは110馬力アップの280馬力、トルクも約13kg-mアップの35.1kg-mになる。これだけのパワーがあれば大勢で出かける時にも余裕の走りが楽しめる。新車では50万円アップとなるが、中古車ならほとんど同じ相場。ならば3.5Lを選ぶべきだ!
ここを我慢!
維持費に尽きる。排気量アップで燃費は12.4km/Lから9.8km/Lに。当然ながら、自動車税など税金もアップする。これをどう考えるか
●排気量アップにより280psが楽しめる ●S-VSC装着車も探すことが可能
大勢乗って出かけることが多いミニバンだからこそ、エンジンパワーは重視したい。3.5Lを選べば、スポーツカー並みの280psの走りが楽しめる 3.5Lモデルのみ先進の横滑り防止装置であるS-VSCがオプション設定されている。中古車の中でも探せば装着車に出会えるチャンスがあるはず
●3.5Lの中古車相場はかなり低めだ  
中古車市場では排気量違いによる価格差はほとんどなくなってしまう。流通量は半分程度になるが、なかには状態の良いものもあり買い得度は高い
icon_popup.gifカタログを見る  icon_popup.gif中古車相場表  icon_popup.gif中古車を探す



ELGRAND ■日産 エルグランド(現行型)
人気: ハイウェイスター
日産 エルグランド(現行)|人気モデル狙いのベストグレード
狙い目: XL
日産 エルグランド(現行)|人気モデル狙いのベストグレード
ハイウェイスターもいいけれど
全部付きのXLにはかなわない!
エルグランドもエアロ付きのグレードであるハイウェイスターが一番人気だ。しかし中古車で買うならXLというグレードにもぜひ注目してもらいたい。実はこれ、新車時価格がハイウェイスターよりも100万円も高く、本革シートやツインサンルーフ、BOSEオーディオなどが標準装備となるいわゆる”全部付き”最上級グレード。新車時価格が450万円以上というモデルなのに、中古車ではハイウェイスターと同じ価格帯で買えるのだ。
ここを我慢!
流通量がわずか5分の1になるという点。同じものが2つとない中古車だけに、数多くの物件を比較できないのはマイナス点になる
●極上の居住空間が手に入る ●後席の装備もかなり充実
XLを選ぶと内装は本革が標準になる。またオーディオはBOSE製となり、極上の居住空間を手に入れることができるのだ 後席専用のモニターも装着する徹底ぶり。またツインサンルーフも採用するなど快適装備はかなり充実しているのが特徴
●嬉しいリアカメラも標準装備  
サイドブラインドモニターやバックモニターなど運転補助装備ももちろん標準装備。Lサイズミニバンの必須アイテムだ
icon_popup.gifカタログを見る  icon_popup.gif中古車相場表  icon_popup.gif中古車を探す
Report/石川茂幸
※この記事は、カーセンサー関東版7号(3月19日発売)の特集をWEB用に再構成したものです